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2011年12月17日

福井:越前和紙、映画に“出演” 公開中「源氏物語千年の謎」

カテゴリー: 和紙ニュース — タグ: , , — wanoshokunin @ 9:51 pm
  1. 福井:越前和紙、映画に“出演” 公開中「源氏物語千年の謎」
  2. 海外:日本の和紙焼き「細部へのこだわりが素晴らしい」
  3. 岩手:新年に向けて仏像清め 中尊寺ですす払い
  4. 岐阜:新春の空を彩ります 和だこ作りが関で最盛期

源氏物語。日本を代表する文学作品であり、日本人の“もののあわれ”を描き出した代表作品ともされています。よく日本人の心、大和心とは!と言われますが、よく言われる武士道などのように厳しく、雄雄しいものは実際は“もののあわれ”とは異にするところがあるのかなと思います。恐らくは“もののあわれ”というのは、嬉しい時はそのまま嬉しい、悲しいときには悲しいと、辛いときは辛いと愚痴をこぼす。だけれどもその“瞬間”において素直な心。子供のように真っ白な素直さというのが“もののあわれ”なのかなと。その視点から見ていくと源氏物語も違った視点で読み解くことができるようになるのかも!?


福井:越前和紙、映画に“出演” 公開中「源氏物語千年の謎」

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/32062.html

 全国公開中の映画「源氏物語 千年の謎」(東宝配給)で、本県の伝統工芸品である越前和紙が使われている。女優の中谷美紀さん演じる紫式部が執筆するシーンなどで登場。産地の福井県越前市今立地域の関係者は、式部が越前国府で1年余りを過ごしたとされる地元の歴史と相まって「越前和紙や越前市を広くアピールできる」と期待を膨らませている。(山口剛)

 映画は、源氏物語の誕生の秘密に迫る歴史エンターテインメント。源氏物語の作者紫式部が生きる現実世界と、俳優の生田斗真(とうま)さん演じる光源氏や女性たちが織りなす物語内の世界を交錯させ、ミステリアスに描いている。越前和紙は式部の執筆シーンをはじめ、映画をPRするチラシの中にも登場している。

 映画製作会社関係者から「越前市卯立(うだつ)の工芸館」(新在家(しんざいけ)町)に問い合わせがあり、同館が昨年10月に手漉(す)き和紙100枚を無償で提供した。和紙は縦53センチ、横40センチ。書画や木版画に使用される高級品。

 同館の清水昌夫マネジャーによると、女優の中谷さんが撮影前、源氏物語に詳しい専門家から、若いときの式部が越前国府で暮らした際に越前和紙を使ったはずだと説明を受け、映画製作会社側に持ち掛けたのがきっかけという。

 助監督を務めた綾部真弥さん(31)=東京都在住=は「越前和紙の実物を見て、時代考証に即し、クオリティーが高いと判断した。時代を紡ぐ有効な小道具だった」と採用の経緯を話した。

 清水さんは「映画関係者に喜んでもらえてうれしい。越前和紙の名を聞いたことがあっても、使途を知る人はまだまだ少ない。映画を通して越前和紙が広まってほしい」とPR効果に期待を寄せている。

 10日の映画公開に合わせ「同市紙の文化博物館」(新在家町)は、テーマ展「平安時代の和紙」を来年3月末まで開いている。平安期の和紙の使われ方などをパネルで紹介している。

 「源氏物語 千年の謎」は県内では福井シネマ、鯖江アレックスシネマ、敦賀アレックスシネマで上映中。 (2011年12月17日午前7時48分)

※越前市は紫式部が都以外で唯一逗留した場所。そのことから紫式部公園というものもあります。そう考えると越前和紙を紫式部が実際に越前和紙を使っていたと考えて良いのかもしれませんね。中谷美紀さんは加賀二俣和紙の取材もされていましたので和紙に対しても造詣が深かったということなのでしょう。

【関連情報】 : 映画『源氏物語 千年の謎』公式サイト

源氏物語片段版
http://www.youtube.com/watch?v=MW6jtKXO46g

海外:日本の和紙焼き「細部へのこだわりが素晴らしい」

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1216&f=national_1216_072.shtml

 日本文化への関心が高いフランスでは、日本の焼き物なども人気がある。フランス人女性のブログ「ちよがみtouch」では、日本の和紙焼きを見る機会があった筆者が、その印象についてつづっている。

 和紙焼きとは、和紙を高火度で焼き、和紙の質感を損なわないまま陶磁器の強度を持たせた焼き物。筆者は和紙や千代紙など、日本の伝統的な紙に興味があったため、パリで和紙焼きの個展が開かれたことを聞きつけ行ってみたと語る。

 日本の焼き物についてはあまり知識がないため、筆者は焼き物のスタイルの違いについてはよく分からなかった。しかし、和紙焼きは一見してすぐにその素晴らしさが分かり、魅了されたと伝えている。

 また、実際に触れてみることもできたため、和紙焼きを手にした筆者は、理由もなく大変感動したと記している。

 初めは荒々しいスタイルという印象を抱いたが、手にとってよく見たところ、作品の絵柄や形状など、細部へのこだわりが感じられた。また色は水彩のような透明感があり独特だったとつづっている。

 和紙の質感がありながら、焼き物として完成された和紙焼きに、筆者は日本のわびとさびを感じたと語っている。そして、この焼き物をぜひ学んでみたくなったと記し、和紙焼きに魅了された様子を伝えている。 (2011/12/16(金) 11:13)

※どうやら元記事はDecouverte des washi-yaki Chiyogami Touch、こちらのようです。展示されていたのは、新潟の小黒陶三さんの作品で和紙は越前和紙を使っているようです。それにしてもこの和紙焼きの元記事。フランス語からWEB翻訳で呼んだのですが、ものすごくきっちりとした記事でした。素晴らしいと思うのと同時に、頭が下がります。

【関連情報】 : 原子力の科学館あっとほうむ|情報誌「あっとほうむ」

岩手:新年に向けて仏像清め 中尊寺ですす払い

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111217_P

 平泉町の中尊寺(山田俊和貫首)で16日、恒例の諸仏すす払いが始まり、作務衣(さむえ)姿の僧侶3人が、和紙を取り付けたはたきを手に讃衡蔵(さんこうぞう)内の3体の丈六仏のすすを丁寧に払い落とした。

 丈六仏は高さ約2・7メートルで、中央に阿弥陀(あみだ)如来座像、左右に薬師如来座像が安置されている。いずれも国重要文化財に指定されている。

 山梨県から訪れた会社員(60)は「年の瀬の行事に偶然立ち会えて良かった。良い年を迎えられるようお参りしたい」と喜んだ。

 同寺では、国宝に指定されている金色堂内の諸仏32体のほか、重要文化財の仏像12体などのすす払いも行う。 (2011/12/17)

※中尊寺は今年、世界遺産に。その登録と同時に震災の影響が少なからずあったことでしょう。その一年も終り、新たな一年。まずは身の回りをサッパリとしてからですね。

【関連情報】 : 関山 中尊寺

岩手・中尊寺ですす払い 新年を迎える準備進む(11/12/16)
http://www.youtube.com/watch?v=yNEkfHXGn_c

岐阜:新春の空を彩ります 和だこ作りが関で最盛期

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20111216/CK2011121602000108.html

 新年を前に、関市迫間台の和だこ作家小川義明さん(65)の工房で、正月用のたこ作りがピークを迎えている。

 全国の愛好家や団体から、来年のえと辰(たつ)にちなんだデザインの角だこ20枚を受注。絵付けは縦60センチ、横45センチの美濃和紙に、毛筆で「龍」の文字や日の出、タツノオトシゴの絵などを縁取り、後から水彩絵の具で赤や金に塗っていく作業。削った竹で骨を張り、1週間ほどで完成する。

 震災の影響のためか、受注は昨年の3分の2程度。作業は25日ごろまで続き、小川さんは「震災もあったけど、たこを揚げて気分を晴らしてほしい」と筆を走らせていた。 (2011年12月16日)

※各地で新年の凧揚げ用の凧作りが進んでいます。こちらも凧はもちろん美濃和紙を使った凧。お正月に真っ青な空に高く上がる様子を思い浮かべながらの追い込みなのでしょうね。

【関連情報】 : レポドラ日記|大空に舞う手作り和凧!