東京：「越前和紙 美と芸術の世界」展

http://www.tokyoartbeat.com/event/2012/1242

和紙×写真家 棚井文雄による、越前和紙の世界。

NY在住の写真家 棚井文雄氏が福井県「越前和紙の里」で撮影した作品を、越前和紙にプリント。

被写体には、人間国宝、無形文化財に認定された紙漉き職人も登場し、和紙の制作現場を見ることも出来る。

かつて、文化庁の芸術家研修員として福井県に滞在し作品制作を行なったことのある棚井氏に、和紙ソムリエの杉原吉直氏（杉原商店10代目代表）がラブコールを送ったことから、このコラボレーションが実現した。

棚井氏によって撮影された写真は、A3ノビサイズ20点余りと、ロール紙へ出力され、展示される。

今年3月には、棚井氏がヨーロッパで撮影した作品（フランス国立図書館収蔵）を越前和紙にプリントした限定Artist Bookが制作され、ニューヨークのSt. Marks Bookstore、Printed Matter他で販売、NYのアート関係者の好評を博した。

（略）

※明日から開催される「越前和紙 美と芸術の世界」展。来週の月曜日までの開催。機会のある方は是非足をお運びください。

【関連情報】 ： 催しのご案内 | 日本橋タカシマヤ

グラフィックデザイナーが今後に生かしたい、印刷や加工ではない和紙の表現技法

http://www.onopapers.com/article.php/20120511165326177

近頃、グラフィックデザイナーとお仕事でお付き合いすることが多く、
先日も紙へのビジュアル表現について、お問合せがありました。

ビジュアルを印刷や加工で表現するのが通例ですが、
和紙の場合、以下のように印刷や加工しないで、
紙の状態のまま漉くことが可能。

（略） （2012年5月11日(金) 16:53）

※和紙商小野商店さんのブログから。「漉き込み（漉き合わせ）」という製法について誌の紹介記事です。洋紙でもかなりの部分、対応できる部分はある製法はあるかと思いますが、どうしても大きなロットになってしまうのが弱点。その点、柔軟に対応できるのが和紙の強み。

【関連情報】 ： 和紙商小野商店 – 大阪の和紙問屋、特注の紙製品作りまでを支援

岐阜：「和紙に込めた光たち」　想いの和紙

http://washi-sweets.com/blog/article/***

只今展示中の「和紙に込めた光たち」
和紙スイーツの立体作品を、長さ３、６メートルの台３台に飾っています。
各台にはセンタークロスのように、温かな白い和紙を敷きました。
その和紙は、想い深く・・・・・・

小原和紙工芸作家の加納登茂美・恒ご夫妻
数年前からご夫妻の和紙を、展示で使わせて頂いています。
お人柄のまま、和紙もまた趣き深く温かく・・・
素敵な和紙のその向こうにあるのは、やはり素敵な人なのだと感じます。

（略） （2012.05.14）

※昨日に続いて「和紙に込めた光たち」展に出展されている倉美紀さんのブログから。非常に詩的な文章で展示作品をそっと引き立てている和紙について書かれています。是非ご一読くださいませ。

【関連情報】 ： 加納 登茂美-豊田市和紙のふるさと

鳥取：因州和紙版画四季の彩り

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120512-OYT8T01148.htm

　鳥取市青谷町山根の「あおや和紙工房」で、同町特産の因州和紙を使った作品５６点を集めた特別展「因州和紙版画展」（読売新聞鳥取支局など後援）が開かれ、訪れた人たちを楽しませている。２７日まで。

　強度に優れた因州和紙をＰＲしようと、同工房が２００８年から毎年開催。いずれも中国地方在住の版画家の作品で、木版画や銅版画、シルクスクリーンなどの技法が用いられている。

　「晩秋の頃」（縦１メートル、横５０センチ）は、大山を背景に、稲刈り直後の田園風景を描き、「寒椿(かんつばき)」（縦４５センチ、横１メートル）は赤地の和紙にシルクスクリーンで金色で花弁を表現しており、注目を集めている。

　高校生以上２００円。小学生１００円。月曜休館。問い合わせは同工房へ。 （2012年5月13日）

※版画展に積極的な因州和紙ならではの展覧会。木版だけでなく銅版画、シルクスクリーンなどで和紙の取り合わせが見れるのは魅力。機会のある方はご覧くださいませ。

【関連情報】 ： 第５回因州和紙「版画展」開催中 ： あおや和紙工房

岐阜：「和紙に込めた光たち」 美濃の和菓子

http://bit.ly/LICRdi / http://bit.ly/LICRdk / http://bit.ly/LICRdq
http://bit.ly/LICPCd / http://bit.ly/LICRtW

【美濃の和菓子（１）「押す」】
現在展示中の「和紙に込めた光たち」
その中で、 「美濃の和菓子」を作品にしました。
1軒目の御菓子所　小川屋さんの制作で感じたキーワードは、「押す」

「押す」
●美濃の若鮎やき
●花みこし

（略）（2012.05.06）
————-
【美濃の和菓子（２）「透す」】
現在展示中の「和紙に込めた光たち」
「美濃の和菓子作品」２軒目の時代軒菓舗さんの和菓子
制作で感じたキーワードは、「透す」（すかす）

「透す」
●夏衣
●岩根つつじ

（略）（2012.05.07）
————-
【美濃の和菓子（３）「彩る」】
現在展示中の「和紙に込めた光たち」
「美濃の和菓子」３軒目の此の花亭さんの和菓子
制作で感じたキーワードは、「彩る」

「彩る」
●紫陽花餅
●草餅

（略）（2012.05.08）
————-
【美濃の和菓子（４）「刻む」】
現在展示中の「和紙に込めた光たち」
「美濃の和菓子作品」4軒目の登美家里泉さん
制作で感じたキーワードは、「刻む」

「刻む」
●桜
●春霞

（略）（2012.05.09）
————-
【美濃の和菓子（５）「象る」】
現在展示中の「和紙に込めた光たち」
「美濃の和菓子作品」5軒目最後の信洲屋本店さん
制作で感じたキーワードは、「象る」（かたどる）

「象る」
●黒助
●ほし柿

（略）（2012.05.10）

※「和紙に込めた光たち」で作品を出展されている倉美紀さんのブログから。展示されている和菓子ひとつひとつの出会いとその愛情溢れる文章。作品の元となった和菓子屋さんとの語らいが美しいです。

【関連情報】 ： 和紙に込めた光たち　- 美濃和紙の里会館

高知：若山楮　今年から「もう最期のてこ入れ」的な態勢で始まった

http://blog.hale-hale.com/article/55744263.html

（略）

４年、、、いや話しが持ち上がってからは５年目の中山間の取り組みの「若山楮」に新たな展開。
冗談だろう、冗談でもと藁にもすがる思いと担当の凄い頑張りが功を成して・・・
あり得ないのですが「採択されました。鼻血出そうです」と本人も言うように、失速するどころかスパイラルは上昇してしまった若山楮です。
ずっと思うのですが・・・・
まあ、やりたいし、これはええよとは思っていたし、ろくなことに税金使うならやらせてとも思ってたし。
だけど・・・・

（略） （2012年05月09日23:34）

※ハレハレ本舗さんのブログから。若山楮の復興。様々な形での展開が進んでいるようです。詳しくは元記事をご覧ください。

【関連情報】 ： かみになる木のせわ日記

若山楮
http://www.youtube.com/watch?v=xw6LkORbNzY

東京：越前和紙「美と芸術」の世界展

http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event2/index.html

越前和紙「美と芸術」の世界展 期間：5月16日（水）～21日（月）

場所：8階　エクセレントルーム

※最終日は午後6時閉場 日本古来の紙「和紙」の魅力を、伝統とモダンの両方の側面から引き出したアイテムを多彩にご紹介。次の世代にも伝えていきたい、大切に受け継がれてきた技と感性、そして未来への可能性をご覧ください。

【人間国宝 岩野市兵衞氏トークショー】

日時：5月16日（水）午後1時

越前奉書の伝統技術を受け継ぐ、人間国宝、 岩野市兵衞氏による「和紙づくり」に関するトークショーを開催いたします。

※前回の展示で評判を呼んだ長田製紙所さんの作品も多数展示されるとのことでリンク先に作品の製作の様子が紹介されています。岩野市兵衞さんのトークショーも楽しみです。

【関連情報】 ： 和紙屋の杉原商店：高島屋8階エクセレントルームで「越前和紙・美と芸術の世界展」

神奈川：ちぎり絵作って和紙と心一体化、青葉区で作品展13日まで

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1205110012/

　和紙ちぎり絵の制作に取り組む集団「浦田浩子と仲間たち」によるグループ展が13日まで、横浜市青葉区のアートフォーラムあざみ野で開かれている。

　主宰の浦田さん（70）と、指導を受ける生徒ら20人の作品１５０点が並ぶ。動植物や風景、人物など多彩なジャンルで、サイズもはがき大から畳大までとさまざま。

　作品は、染料の液体に浸して着色・乾燥を繰り返した和紙を、爪の先で細かくちぎって貼り重ねていくのが特徴。上達の秘訣（ひけつ）は「自分の心が紙と一体化するような気持ちで、地道に継続すること」と浦田さん。

　実験的な作品として、新聞のカラー広告紙面を細かく貼り合わせて制作したカニやタイのちぎり絵も飾られ、その緻密さと微妙な色合いに、来場者は目を見張っていた。

　入場無料。午前10時～午後５時半（最終日は午後５時まで）。 （2012年5月11日）

※記事に書かれている上達の秘訣。和紙に寄り添って、和紙の声に耳を傾けるといったところでしょうか。明日までの展示ですがお近くの方はお出かけくださいませ。

【関連情報】 ： 横浜市民ギャラリーあざみ野

京都：和紙夢絵展

http://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2012/05/10/12121218_2.php

　５月10日（木）～５月13日（日）10時～18時（最終日17時まで）、京都文化博物館５Ｆミュージアムギャラリー（京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1。地下鉄「烏丸御池」５番出口より三条通を東へ徒歩３分。有料Ｐあり）。

　世界の美を和紙に再現する「夢絵」アーティスト。

　無料。

※こちらも明日までの展示。京都文化博物館での展示ですので博物館の展示と合わせてご覧ください。

【関連情報】 ： 夢絵作家 久楽迎古（くらーく・げーぶる）

富山：八尾和紙を地元のコウゾで！

http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20120509171900

　富山市八尾町の特産・『八尾和紙』は、原料を海外からの輸入に頼っているのが実状です。

　そんな中、和紙の原料となるコウゾを休耕田で新たに栽培し、地元産のコウゾで八尾和紙を作ろうというプロジェクトが始まりました。

　このプロジェクトは、障害者の就労支援をしている富山市八尾町のＮＰＯ法人・愛和報恩会が企画したものです。

　９日は、報恩会を利用している障害者と地元住民が参加し、コウゾの苗およそ１００本を休耕田に植えました。

　以前は地元のコウゾで紙すきをしていた八尾町でも、徐々に西洋の紙の普及におされ、生産者がいなくなりました。

　一方で、海外産のコウゾは品質の面で国内産に劣るため、国内産のコウゾは、根強い人気があるということです。

　報恩会は、今後、障害者と地元住民との協力で栽培管理をしていくことで、地元の活性化につなげたい考えです。

　報恩会では、今年の冬に収穫をし、今年度末に和紙を作ってみる予定で、来年度以降も、コウゾの生産量を増やしていきたい考えです。 （2012年05月09日 17時17分）

※「原料を海外からの輸入に頼っているのが実状です」との記事の一文。新聞のニュースである意味ここまでハッキリと書かれたのは珍しい気がします。その中でこれから地元の材料を使うという取り組み。メインになるのは難しいにしても「地元のものを使う」というその意識を持つことでアピールはしやすくなる部分はあるのではないかという気がします。

【関連情報】 ： 和紙　【桂樹舎】　和紙製品　和紙作り　防水加工和紙　|　富山の伝統工芸和紙

桂樹舎 和紙文庫 – 地域情報動画サイト　街ログ
http://www.youtube.com/watch?v=1W4ZMe6iBAE

東京：堀木エリ子展－和紙から生まれる祈り－

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120510/art12051008090002-n1.htm

　和紙で作った電気自動車や世界的チェロ奏者、ヨーヨー・マの舞台背景…。伝統的な素材（和紙）を使って革新的な作品を送り出し世界を驚かせてきた和紙デザイナー、堀木エリ子さん（５０）の展覧会「堀木エリ子展－和紙から生まれる祈り－」（主催・同実行委員会）が１０日から、東京・南青山のスパイラルガーデンで開かれる。

　和紙で作られた巨大な卵とも棺（ひつぎ）とも見えるオブジェから、柔らかい明かりがもれている。愛称を「命の送迎の器」というが、実は作品に正式な名前はない。見る人が自由に想像をかき立ててほしい、という堀木さんの思いがあるからだ。

　これをメーンに、１０メートルの円形を床から湖のように光らせる作品など巨大なオブジェ３つが配置される。真ん中にカフェ、奥に円形の吹き抜けがあるユニークな会場を生かしたインスタレーション（空間芸術）の手法。吹き抜けは２階へ上がって行けるようになっており、高い位置と低い場所から視線を変えて作品を楽しめる趣向が面白い。

　「和紙という“もの”よりも、それが放つ空気感、向こう側にうつろう気配を感じてほしい。そこには温かく優しい空気として人の身体の中に伝わる素材の面白さがあるのですよ」

　実はこの展覧会は、東日本大震災の影響で１年延期になったのだが、その間に大きく発想を変えた。従来の壁や床を作り込むような大がかりな作品はやめて、オブジェを置くだけの（移動展示が可能な）展覧会にしたのである。

　「いつか必ず、アートやデザインが力になれる、お役に立てる時期が来ると思う。だから、体育館や講堂にそのまま今回の作品を持って行けるようにしたのです」。同展のテーマである「和紙から生まれる祈り」は、被災地の復興にもつながってゆく。

　２０日まで。入場無料。無休。 （2012.5.10 08:08）

※東京で開催される堀木エリ子さんの展覧会。20日までの開催です。知らなかったのですが、窓の部分に和紙を使った電気自動車。あれの開発にも堀木さんが関わっていたんですね。

【関連情報】 ： SPIRAL WEB | EVENT SCHEDULE

和紙の中に「伝統」と「挑戦」をすき込む女性に密着しました。(12/05/03)
http://www.youtube.com/watch?v=iBEnLgHx5FA

佐賀：肥前名尾和紙 県産業振興センターで展示会

http://mainichi.jp/area/saga/news/20120509ddlk41040495000c.html

　県重要無形文化財・肥前名尾和紙の展示会が、１３日まで佐賀市松原１の県産業振興センターで開かれている。扇子やブックカバー、テーブルクロス、ランプシェードなど約１００点。

　佐賀市大和町の名尾地区で作られてきた名尾和紙は約３００年の歴史を持つ。原料はカジの木で、繊維がしっかりしているため、丈夫な和紙ができる。

　名尾和紙六代目谷口祐次郎さん（４６）は「和紙は高価で日常使わないイメージがあるが、家庭生活で使うものを作ったので、身近に感じてほしい」と話している。 （2012年05月09日）

※元々表具関連の方と仕事をしてきたので“和紙”が高級品との意識は私にはないのですが、一般的にはどうしても「和紙は高級品」として高く持ち上げられすぎなのかなという気も。もちろんそのことの長所もあり、短所もあります。そのバランスが大切ではあるものの、幅広い市場を目指すならばもっと身近に感じてもらうための取り組みはより進めていく必要があるのかも。

【関連情報】 ： -肥前名尾和紙-手すき和紙工房

ゆっつら～と、佐賀市＃７名尾和紙
http://www.youtube.com/watch?v=tHo2y1FNlIM

皇后さまが「山つけ」

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120507/imp12050711340000-n1.htm

　皇后さまは７日、皇居内の養蚕施設で「天蚕」と呼ばれる蚕の卵を、クヌギの木に付ける「山つけ」の作業をされた。明治時代から皇后が受け継いできた伝統の養蚕作業が今年も始まった。

　皇后さまは、網で囲われた「野蚕室」で、それぞれ２５粒の蚕の卵が付いた短冊状の和紙１５枚を丁寧にクヌギの枝に巻き付けられた。羽化して１０日ほどで幼虫が生まれ、６月中旬から７月にかけて繭に。その後、絹糸にして反物や外国元首への贈り物の絹製品に使われる。 （2012.5.7 11:33）

※養蚕のことは詳しく知らないのですが、和紙に25粒ほどの卵をつけて羽化を待つものなのだそうです。和紙も木の繊維でできていることから考えると蚕にとっても羽化を待つベッドとしては心地良いものなのかも。

【関連情報】 ： ご養蚕に関する用語 – 宮内庁

島根：八重垣神社・鏡の池　硬貨盗難防ぐ金網撤去

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20120508-OYT8T01184.htm

　和紙に硬貨を載せて「鏡の池」に沈める恋占いで人気の八重垣神社（松江市佐草町）が、硬貨の盗難防止用に池の中に張っていた金網を約１５年ぶりに撤去した。参拝者の増加で和紙が網に絡まり、「池の美観を損ねている」との声があったという。古事記編さん１３００年でさらなる参拝者増が予想される今年、きれいになった池は、占い力もアップするかも――。（佐藤祐理）

　鏡の池は、面積約１０平方メートル、深さ１～１・９メートル。専用の和紙に１００円や１０円硬貨を載せて浮かべ、沈む時間や位置で、良縁が訪れる時期などを占う。早く沈めば早く良縁に恵まれるため、より重い５００円硬貨や、１００円硬貨を複数枚載せる人もいる。

　沈んだ硬貨は、さい銭箱より高額なものが多く、そのまま、年１、２回の水替えまで池の底に残しておくため、数十年前から、夜間に硬貨の盗難が頻発。防止するため、神社が１９９７年頃に水中に金網を設置した。約３年前からは、夜間、池に近付くと警報音が鳴る装置も導入した。

　しかし、パワースポットブームや縁結びの御利益を期待して、２００５年に年間約１７万６７００人だった参拝客は、１０年には約３１万２７００人に急増。若い女性を中心に１日１０００人以上が占いに訪れる日もあり、金網のあちこちに和紙が引っかかって底が見えず、見栄えが悪くなっていた。

　そのため、神社職員らが水替えに合わせて４月７日に金網を撤去。ただ、盗難の恐れがなくなったわけではないため、試験的な措置という。近くの松江署古志原交番の署員も立ち寄って様子を見守る。

　同神社に４０年以上勤務する禰宜(ねぎ)の福島博さん（６８）は「試験的に取り外したが、気持ち良くお参りできるようにしていきたい」と話す。

　池に住むイモリは神社の祭神・櫛名田比売(くしなだひめ)の使いとされ、占い中に現れて和紙をつつけば、良縁が近いと言われる。神社でガイドを務める景山由加里さん（２４）は「池が透き通ってきれいで、イモリも気持ちよさそう」と話している。 （2012年5月9日）

※記事の八重垣神社さん。和紙の恋占いで急に参拝者が増えています。記事の写真を見ると池の底にみっしりと和紙が……（^^;）占いの和紙はどのようなものを使っているのかはわかりませんが、これだけ沢山の和紙が沈んでいるとイモリさんもちょっと住みづらそうな気も。

【関連情報】 ： 八重垣神社鏡の池占い

八重垣神社 – 地域情報動画サイト　街ログ
http://www.youtube.com/watch?v=Jt56R1RU65g

東京：加賀ゆびぬき　都内で２００人出展

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20120509-OYT8T00144.htm

　絹糸をかがって美しい模様を描いた「加賀ゆびぬき」＝写真＝の作品展が東京都内で開かれている。指ぬきは裁縫で使う道具の一つだが、加賀の指ぬきは華やかさが特徴だ。

　和紙などを布地でくるんで輪にし、真綿を巻きつける。これに絹糸をかがって作っていく。もともと、石川県の伝統工芸「加賀友禅」の工房などで、針仕事をする女性たちが余った絹糸や端切れを使って作っていたという。今は実用品としてよりも、飾りとして楽しむ愛好家が多い。

　デザインは多彩。三角形が並ぶ「うろこ」模様や矢羽根の模様など伝統的な柄に加え、最近はハート形やチューリップなど季節の花、猫などの柄もある。布地や糸の色、本数の組み合わせで、同じデザインでも趣が異なってくる。慣れれば一つ３～４時間で完成できるそうだ。

　今回の作品展は、首都圏を中心に教室を開いている「結ゆいの会」が主催。講師の石井康子さん（５９）を中心に、教室に通う約２００人が出品している。「インテリアとして部屋に飾る人も多い。小さく作ればイヤリングにもなる。手仕事の繊細さ、模様の多様さを楽しんでもらえたらうれしい」と石井さんは話している。東京・有楽町の交通会館ギャラリー。１２日まで（午前１０時～午後６時＝最終日は午後３時まで）。入場無料。 （2012年5月9日）

※糸の色で美しく彩られれる加賀ゆびぬき。実に美しいと思うのと同時に、仕上げるまでの集中力は大変なのだろうなと拝察。それにしても教室に通う約２００人が出品とは。結構、多くの方々が愛好しているんですね。

【関連情報】 ： 展示会場・画廊・展示室：東京交通会館

東京：和紙人形 特別展「江戸の物売り」深川江戸資料館

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120504ddlk13040142000c.html

　深川江戸資料館（江東区白河１）で、江戸時代の暮らしぶりを和紙人形で再現した特別展「創作和紙人形に見る『江戸の物売り』」が開かれている。１３日まで。

　包丁を手にしたうなぎのつじ売りがさばく瞬間や、談笑しながらまげを結ってもらう髪結い床の男性など庶民の生活を再現した作品約１００点を展示。ひもやハサミなど、細部まで丹念に作られた人形の数々を、訪れた人は熱心に眺めていた。

　開館は午前９時半?午後５時。大人３００円、小中学生５０円（小中学生のみの入館は不可）。 （2012年05月04日）

※深川江戸資料館はお気に入りスポットのひとつなのですが、実に風情のあるところです。その場所でみの和紙人形の展示。会場の雰囲気とピッタリとなっているのが想像できます。江戸時代の空気感を感じ取れる展示になっているのではと拝察。

【関連情報】 ： 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団

江戸百景　を創作和紙人形 [浜松市・華扇会] で楽しむ
http://www.youtube.com/watch?v=Bwzg75abS-8

福井：和紙の里で紙能舞や紙神楽披露　越前「神と紙の郷」春祭り

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/34541.html

　福井県越前市大滝町の岡太（もと）・大瀧両神社で４日、「神と紙の郷」春祭りが開かれ、地元の子供らが紙能舞や紙神楽などを披露した。

　約１５００年前に紙すきを教えたとされる紙祖神・川上御前をまつる両神社の行事。２００２年に県の無形民俗文化財に指定された。紙能舞は川上御前が村人に紙すきを伝授する所作を女性１人で演じる無言舞で、紙神楽とともに１９９２年に復活した。

　時おり激しく降る雨の中、会場には多くの見物客が訪れ、岡本小６年の清水真夕さんが皮むきや紙たて、紙干しなど一連の動作を見事に再現した。紙神楽では作務衣（さむえ）姿の男子児童２１人が「紙すき唄」に合わせていきいきと紙すき技を披露した。

　この後、湯立ての神事が行われた。住民の願いが込められた「祈とう札」を薪代わりに、奥の院のわき水を大鍋で沸かし、湯を参拝者らの体にかけ身を清めた。

　同市新在家町のパピルス館前では「神と紙のまつり」を同時開催。年に１度の和紙の大掘り出し市、越前そばや五平もちなどの販売、敦賀高書道部による書道パフォーマンスが行われた。

　５日は五箇地区の各神社をみこしを担いで巡行し、紙祖神を奥の院へ送る「お上がり」で幕を閉じる。 （2012年5月4日午後7時37分）

※今年も無事に和紙のお祭りが開催。また来年の楽しみとなりますが期日は毎年同じですので来年でかける方は是非。

【関連情報】 ： 【GWイベント】神と紙の郷の春祭り｜越前和紙の里

神と紙の郷の春祭り（紙能舞）
http://www.youtube.com/watch?v=JUiv13BQAIY

熊本：金魚すくい選手権、くまモンも参戦

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/300429

　九州一の金魚の産地・熊本県長洲町で３日、九州金魚すくい選手権大会があり、約４００人が腕前を競った。大会には県のＰＲキャラクター「くまモン」も登場し、盛り上げた＝写真。

　奈良県大和郡山市で８月１９日に開かれる全国大会の九州予選。出場者は体長３、４センチの金魚数百匹が泳ぐ水槽を前に「ポイ」と呼ばれる和紙のすくい網を構え、紙が破れても獲物を追うなど熱戦を繰り広げた。

　会場には全国のキャラクターも集合し、くまモンは、愛知県瀬戸市の「せとちゃん」と対決した。ともに金魚を次々捕らえる技を披露したが、使った大きな網はルール違反で“失格”に。それでも歓声をしっかりすくい取っていた。 （2012年5月4日 00:11）

※金魚すくいの“ポイ”。日本ならではの風景ですが、あれは和紙ならではの特性を生かした逸品だといつも思います。金魚すくいにはやっぱりその“ポイ”。大きな網は使っちゃいけないですね（^^;）

【関連情報】 ： @nifty：デイリーポータルZ：金魚の名産地では道ばたに金魚が泳いでいる

金魚まつり、奈良県大和郡山市のきんとっとの観光PRとくまモン
http://www.youtube.com/watch?v=z9m95wYOyvE

兵庫：和紙人形で農村風景を再現　朝来で作品展

http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/0005027584.shtml

　昭和３０年代の農村風景を表現した兵庫県神河町の荒木富佐子さん（６４）の和紙人形展「陽だまりの想い」が、兵庫県朝来市山東町粟鹿の「創作ギャラリー＆カフェ紗蔵」で開かれている。同ギャラリーのオープン２周年記念展で、２８日まで。

　荒木さんは２０代で和紙人形作りを独学で始め、全国手工芸コンクールなどで入賞を重ねてきた。創作には養父市の農村人形作家渡辺うめさんの影響も受けたという。

　今回出展した約３０点では、自身が１０歳前後だったころの播磨の農村風景を再現。魚やアイスキャンデーの行商、嫁取りの場面など、今日では珍しくなった地域の伝統を、和服姿の人形で表した。モデルには親類や荒木さん自身を使い、人形の後れ毛の質感を出すため和紙選びにこだわるなど緻密な作りが目を引く。荒木さんは「昔はこんな習慣もあったと懐かしんでもらえれば」と話している。

　午前９時～午後６時。入場無料。火、水曜休み。ポストカードは持ち帰り自由（３枚まで）。 （2012/05/05 09:15）

※和紙人形を作られた方のお年から考えて昭和三十年代は一番郷愁をそそる時代なのでしょう。これから各地で傾向の近い展示会は増えるかもしれませんね。

【関連情報】 ： 創作ギャラリー＆カフェ　紗蔵

和紙の中に「伝統」と「挑戦」をすき込む女性に密着しました。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00222495.html

京都の劇場に設置された「緞帳(どんちょう)」。

厚い布が使われるのが一般的ですが、和紙を使って光を透けさせることで、これまでとは印象の違う空間をつくり出しています。

空間を演出する和紙。薄い和紙の中に「伝統」と「挑戦」という、きらめきをすき込み、世界に評価される女性に密着しました。

光の当て方で、移ろう表情を見せるのは、銀箔(ぎんぱく)がすき込まれた和紙。バックライトを照らすと、光を透過しない銀が、影となって浮かび上がる。幻想的な和紙をすき上げたのは、堀木 エリ子さん(50)。

世界初の和紙でできた「緞帳」は、縦4メートル、幅13メートルの継ぎ目のない巨大な一枚和紙。光を透過するため、多様な演出が可能となった。

堀木さんがすき上げる和紙は、世界的なチェロ奏者、ヨーヨー・マさんの舞台も演出。クリスタルブランド「バカラ」とコラボするなど、世界からも注目を浴びている。

そんなきらめきが生み出される場所は、古都・京都にあった。桂川工房は、工房全体が大きな紙すき台となっていて、最大16メートル×6メートルの和紙を作ることができる。東京で10日から行われる展覧会に向け、ミスの許されない作業が、1カ月以上続いている。この工房で行われている作業を体験させてもらった。

すいた直後の紙に、たわしで水を打ちつけると、水滴で穴が開く。これが、堀木さん独自の手法。

堀木さんは「すき方も、自分たちの発想で考えるということが必要なわけですね。革新というのは、そういうことなんですね」と話した。

もともとは銀行員だった堀木さん。知人に誘われ、転職した会社が、たまたま和紙製品を扱っていた。

堀木さんは、その時に出会った職人のひたむきな姿に、衝撃を受けた。

堀木さんは「氷水みたいに冷たい水に手を浸して、黙々とうつむいて、原料の準備とか、紙すきをしている職人さんたちを見たんですね。なんと尊い営みなんだろうと思ったんですね」と話した。

しかし、安価な機械生産の波に押され、堀木さんの会社は閉鎖された。伝統が直面する危機を肌で感じた。

堀木さんは「誰も、なんとかしてくれる人がいなかったので、だったら自分でするしかないかと」と話した。

伝統を次世代につなぎたいと、見よう見まねで和紙をすき始めた堀木さん。しかし、そんな堀木さんの前に立ちはだかったのも、伝統だった。

堀木さんは「もう、水滴がひじから1滴、ぽたっと落ちるだけで、『損紙』と呼ばれて捨てられてしまうんですね。完璧な紙じゃないので、職人さんには」と話した。

「紙は神に通ずる」といわれるほど神聖なもの。

和紙の素人が向き合ったのは、職人たちが1500年守り続けた、真っ白で均一な和紙だった。
水をたたきつけて模様を作る手法は、ほかの職人たちから相手にしてもらえなかった。

堀木さんは「『堀木さん、そんなものね、和紙と呼ばんといて』って言われたんです。すっごく、わたし落ち込んだんですよ、その時に。職人さんが言う『伝統って、いったいなんだろう』と考えたんです。でも、伝統っていうのって、考えてみれば、1500年前には革新だったわけでしょ。それが長年愛されて、親しまれて、使われてきて、人の役に立って、今、伝統といわれているわけで。革新が育った姿が伝統なんだということに、その時、気がついたんです」と話した。
今は革新でも、継続すれば、いつか伝統となる。

そんな堀木さんの考えは、枠を超えた要望に出会うことで、形になっていった。

大きくて燃えない和紙が欲しい。卵のような骨格のない和紙が欲しい。和紙の車を作ってほしい。

堀木さんは「無知が財産だったんです。何も知らなかったんですね。だから、固定概念とか既成概念がないので、こうしたら面白いやんということが、ちゅうちょなくできたんです」と話した。
堀木さんは、紙すきの技術開発に加え、金属やガラスなど、さまざまな素材と組み合わせることで、革新を起こした。

ただ、和紙の原料である「コウゾ」だけは変わらない。

全て、堀木さんの原点である、福井県の工房から取り寄せている。

堀木さんは「(職人さんたちの仕事を守る部分もある?)そうですね」と話した。これまでの伝統と、これからの伝統、両方を追い求める日々は続く。

堀木さんは「(堀木さんにとって『きらめきJAPAN』とは?)前例がないことへの挑戦ですかね。今までやってませんから、できません。伝統というのは、こういう作り方で、こういうものだからできませんって言い出すと、それはもう、そこから前には進めないです。その前例がないことを、きちっと挑戦して、成し遂げることが、未来の伝統産業への道なんですね」と話した。

堀木さんがやって来たのは、大阪にある一般住宅。

これまでに開発した和紙の手法を、一般家庭の暮らしの中に定着させることが、今後の目標。
表情豊かな陰影を生み出す、堀木さんの和紙。

その向こうに透けて見えるのは、「未来の伝統」という名のきらめきJAPAN。 （05/03 00:40）

※堀木エリ子さんの紹介記事。テレビでも特集で放送されたようです。和紙が紹介されたことが嬉しい部分もあるのですが、それにしても伝統工芸を7分ほどの特集でフジテレビが放送するようになったことがもっとと驚き（笑）時代変わりましたねー。

【関連情報】 ： 和紙 – 堀木エリ子／建築空間における和紙造形の創造

和紙の中に「伝統」と「挑戦」をすき込む女性に密着しました。(12/05/03)
http://www.youtube.com/watch?v=iBEnLgHx5FA

岐阜：美濃和紙を直接販売　職人やメーカー、美濃市で「まつり」

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120501/201205011003_16920.shtml

　手すき和紙職人や機械すきメーカーが美濃和紙を直接販売する「美濃和紙まつり」が、美濃市鍛冶屋町のポケットパークで開かれた。

　丸重製紙企業組合主催、美濃市観光協会後援。関市の刃物まつりなどと同じように、美濃和紙を直接販売する場をつくりたいと今回、試験的に実施した。同組合専務理事の辻晃一さん（３２）が若手職人やメーカーに呼び掛け、美濃和紙専門店などの協力を得て実現した。

　まつりでは、市販では手に入れにくいという原紙の販売や、和紙を裁断した際に出る断ち端の詰め放題が行われたほか、封筒やあぶらとり紙などを市価の半値以下で販売。訪れた人たちは、一つ一つ手に取り、熱心に品定めしていた。

　辻さんは「直接販売することで、美濃和紙が手に入りやすくなれば」と話している。 （2012年05月01日10:03）

※和紙の生産地に行っても意外と期待していた以上に和紙を購入することができなかったりすることがあります。まだ美濃和紙は購入しやすい環境にあるかと思いますが、直接お客さんの反応を見ながらの販売。お客さんにとっても生産者にとっても貴重な機会になったのではないかと思います。来年とは言わず、秋にも開催して継続していって欲しいものです。

【関連情報】 ： 丸重製紙企業組合～機械抄き美濃和紙メーカー～

栃木：山づくり作業、順調に　山あげ祭向け当番の泉町

http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasukarasuyama/news/20120430/773689

　【那須烏山】７月27日から29日まで行われる国指定重要無形民俗文化財「山あげ祭」に向け、当番町の泉町若衆らが、竹の網代に和紙を貼る「山張り」や、山に山水を描く「山描き」など、山づくりの作業を進めている。

　「はりか山」と呼ばれるこの山は、野外歌舞伎の背景として路上に上げられる舞台装置で、竹を格子に編んで作った網代に烏山和紙をのりで貼り重ねて作り、絵を描く。

　和紙貼り作業は、若衆ら約20人が３月末から金井２丁目の山あげ烏章館などで、土曜日を除くほぼ毎晩３、４時間ほど行ってきた。26日からは高さ約10メートル幅６メートルの大山の山描きも始まり、野上の絵師、中西南さん（69）は「滝や、しぶき、山の切り返しとなる春の桜などを、きれいにみせたい」と話していた。

　筆頭世話人の石原隆さん（38）は「作業は順調に進んでいる。７月のリハーサルに向け、６月中に、山などの道具類を完成させたい」としている。 （5月1日）

※梅雨明け間近の時期になると山あげ祭を改めて紹介することになるかと思いますが、着々と準備が進んでいるようです。和紙を大胆に使った舞台はなかなかの見物。てっきり町内の方が全地区参加しているのかと思ったのですが、当番制なんですね。

【関連情報】 ： 那須烏山と山あげ祭り

山あげ祭　RM
http://www.youtube.com/watch?v=5Vno9n0Kp18

岐阜：中日新聞:女性２人が美濃和紙展

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120430/CK2012043002000031.html?ref=rank

　和紙を素材に創作活動する名古屋市名東区の倉美紀さん（４６）と愛知県尾張旭市の酒井敦美さん（３８）が、美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で二人展「和紙に込めた光たち」を開いている。六月十一日まで。

　倉さんは菓子をかたどった作品を手掛け、酒井さんは舞台背景に映す影絵作家。二人は美術品の修復に用いる極薄の和紙「典具帖紙（てんぐじょうし）」を使う共通点から、四年前に知り合いになった。

　「和紙スイーツ」と呼ぶ倉さんの作品は、厚さや色の違う和紙を重ねて質感を出したフルーツケーキやチーズなど百五十点。企画展のため、和菓子店に通ってイメージを膨らませた干し柿や練切も並んでいる。

　酒井さんは順光と逆光で絵が変化する「光の切り絵」を制作。壁一面に木の四季を描いた大型切り絵や、孫がおばあちゃんに手紙を出してから会いに行くまでを表現した四組八枚の連作など二十九点を展示した。

　念願だった合作も出品しており、倉さんは「眺めてにっこりする雰囲気を出せるよう和紙に思いを込めた」、酒井さんは「光にささやかな希望を感じてもらえれば」と話していた。

　和紙の里会館では五月三日午前九時半～午後三時半に茶会が開かれる。一杯百円で先着二百人。

　入館料は小中学生二百五十円、高校生以上五百円。問い合わせは和紙の里会館へ。 （2012年4月30日）

※先回紹介していた二人展「和紙に込めた光たち」。中日新聞で取り上げられたのでかなりの反響があるのではないでしょうか。どちらの作品も互いの良さを引き出した展示となっているようです。今月一杯の展示ですので是非ご覧ください。

【関連情報】 ： 和紙スイーツ・倉 美紀

島根：和紙で作ったベビー靴

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1335520315721.html

以前、コネタで「和紙だけど破れないバッグ」という記事をお送りした事がある。「現代の生活に合った和紙製品を作りたい」という思いで開発された鞄についてのリポートであった。

そして、今度はベビー靴。島根県西部に伝わる石州和紙を製造販売する「かわひら」（島根県浜田市）が4月1日から発売している『神の国から　紙のくつ』は、“和紙で作ったベビー靴”。

「この靴は、歩き始めから1歳の赤ちゃんを対象としております。実際に赤ちゃんに履いていただいて、何度か使用していただく事を想定しながら製造しました」（同社・川平さん）

使用後は記念として飾るといいかもしれない。もしくは保管して、将来訪れる成人式や結婚式などに記念品として渡したり……。

では、どこからどこまでが和紙なのか？　……もう、全てだ。ひもや縫製用の糸に至るまで、どこもかしこも和紙。

そこで、気になるのは耐久性。しかし、その辺りも抜かりは無しだ。紙の製造時には「溜め漉き（ためすき）」という伝統手法を採用したので、靴全体に厚みがあるという。

「型紙は紙の厚みを出すため、はがきなどを漉くときに用いる“溜め漉き”で。つむぎ糸は薄さと強靭さを兼ね備えるため、伝統的な“流し漉き”にて、1枚1枚手作業で作られています」（川平さん）

脱水後は干し板に干し、日陰で時間をかけて乾燥。以上の工程で、こだわりを持って作成したそうだ。

そして、ある意味最も気を付けたいポイントについて。これは、ただの靴ではない。“赤ちゃん用”の靴なのだ。

「赤ちゃんの肌に触れることを想定し、まず型紙・つむぎ糸（紙糸）の原料は、石州楮100％にこだわりました。また原料処理は、ユネスコ世界無形文化遺産の石州半紙の製法に準じました。そして原料には着色・化学漂白を行わず、無添加で昔ながらの楮の風合いを残しております。ネリには、天然のトロロアオイ（オクラ科の植物）を使用しました」（川平さん）
昔ながらの製法による、昔ながらの色合い。

実際に目にすると少し黄色がかっており、これこそ何も手を加えていない自然な色合いだという。

そんなこのベビー靴、実は今年の2月に都内で開催された「伝統的工芸品フォーラム展」でグランプリを受賞しているそうだ。

そんな高クオリティの『神の国から　紙のくつ』は、「かわひら」（TEL：0855‐32‐1166）か「石州和紙会館」（島根県浜田市）（http://www.sekishu.jp/kaikan/about.html）、もしくは「島根県物産観光館」（島根県松江市）（http://www.shimane-bussan.or.jp/）にて販売されているとのこと。価格は“できあがり品”が18,000円（税抜き）、手作りキットが6,000円（税抜き）となっている。

石州和紙は、なんと「千年持つ」と言われているという。一生の思い出の品としてピッタリではないか。（2012年4月30日 07時00分）

※こちらの記事も何回か取り上げてきた記事。今回はかなり製法についても突っ込んだ紹介をしています。なるほど！紙糸を使っているところが“かわひら”さんならではですね。

【関連情報】 ： かわひら | 工房紹介 | 石州和紙

高知：土佐和紙　ちぎり絵展

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120425-OYT8T01108.htm

　いの町特産の土佐和紙を使ったちぎり絵の作品展が２５日、町紙の博物館（幸町）で始まり、地元愛好家グループのメンバー２０人の風景画など４０点が並ぶ。５月６日まで。

　年１回の開催で、２２回目の今年は仁淀川をテーマに、和紙の風合いを生かした作品を紹介。尾崎方子さん（６８）の「渚(なぎさ)の川晒(さら)し」は、土佐和紙の原料コウゾを川で洗う職人の姿を、水彩画と見まがうほど丁寧に表現している。

　植物や人が題材の力作も並び、シャボン玉を飛ばす２歳の孫をモデルにした西野篤さん（６５）は「土佐和紙は手に吸い付くような肌触りが魅力。子どもたちにもこの良さを伝えられたら」と話している。

　午前９時～午後５時。入館料は一般５００円、小中学・高校生１００円。５月３～５日にはちぎり絵の体験会を実施。問い合わせは同館。 （2012年4月26日）

※GW中の仁淀川というと川を泳ぐ鯉のぼりが有名。その鯉のぼりの観光とあわせて出かけてみるとよいかも。

【関連情報】 ： いの町 紙の博物館

石川：和紙でミニ五月人形　加賀の理容店　来客を楽しく出迎え

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120425/CK2012042502000163.html

　加賀市山中温泉下谷町の理容店経営山上とよみさん（６７）が、端午の節句を前に、和紙の折り紙でかぶとと子どもたちの人形を制作した。店内に展示し、来客を楽しませている。

　山上さんは手先の器用さを生かし、折り紙で季節に合わせた人形などを作っている。今回の作品は一年半かけて制作。竜の頭をデザインしたかぶとと、元気に遊ぶ男の子五人、女の子三人を並べた。

　かぶとのひもは和紙をこよりにして仕上げた。和服を着た子どもたちは、ちゃんばらやおはじき、こま回し、手まりを楽しむ姿を表現。こいのぼりや犬も添えた。

　山上さんは「多くの人に楽しんでもらえれば」と話している。 （2012年4月25日）

※記事の写真の人形たち。どれもカワイイのと同時に、真心がこもったものになっているなと感心。散髪待ちの常連さんにとっても見るのが楽しみになっているのでしょうね。

岐阜：「和紙に込めた光たち」光の切り絵・酒井敦美＆和紙スイーツ・倉美紀の二人展

http://washi-sweets.com/info/article/***

「和紙に込めた光たち」
光の切り絵・酒井敦美＆和紙スイーツ・倉美紀の二人展

2012年4/26（木）～6/11（月）火曜休み　9時～17時
美濃和紙の里会館
〒501-3788
岐阜県美濃市蕨生1851番地3

（略）

・在廊予定日・・・4/26（木）、4/28（土）、4/30（祝・月）、5/3（祝・木）、5/27（日）　※他、決まりましたら追加載致します。

（2012.03.23）

※今日からみので開催されている展覧会。恐らく来場者の方々の笑顔の耐えない展覧会となったのだろうなと拝察。下で紹介する“美濃和紙まつり”などと合わせて足を伸ばして見ても良いかも。お勧めの展覧会だと思います。

【関連情報】 ： 展示会ご案内　「和紙に込めた光たち」　4/26～6/11 – インフォーメーション｜和紙スイーツ・倉 美紀

岐阜：第０回　美濃和紙まつり

http://minokanko.blog14.fc2.com/blog-entry-184.html

（略）

さて、次は今回が初の開催！

美濃市観光協会前ポケットパークで行われる「第０回　美濃和紙まつり」です。

１３００年の伝統を誇る美濃和紙。その美濃和紙の故郷で、

伝統を受け継ぐ手すき職人や、近代的な機械抄きメーカーが普段ではなかなか手に入らない

（略） （2012-04-25）

※今度の日曜日。10時～15時に開催されるとのこと。今回は試験的な開催ということもあり「第０回」とのこと。これを期にGW中の名物のイベントとなると良いですね。

【関連情報】 ： 丸重製紙企業組合

熊本：山鹿灯籠師が「刃物入れ」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/298811

　山鹿市の山鹿灯籠まつり（８月１５、１６日）で奉納される灯籠の制作開始祭が２３日、同市の大宮神社（杉谷博康宮司）であり、関係者ら約２０人が作業の無事を願った。

　灯籠は、有名な神社や城などをかたどり、和紙とのりだけで作られる。祭り期間中、市中心部２６カ所に展示され、２日目深夜、神社奉納で祭りはフィナーレを迎える。

　この日の神事では灯籠師６人がおはらいを受けた後「刃物入れの儀」が行われ、山鹿灯籠師組合の牛嶋富士子組合長が約５０センチ四方の和紙に差し金を当て、カッターで端を切り落とした。

　杉谷宮司は「健康に気を付け、すばらしい灯籠を作ってほしい」。中嶋憲正市長は「祭りを支える６人に敬意を表する」とあいさつ。牛嶋組合長は「すばらしい作品が作れるよう、精進します」と話した。 （2012年4月24日 01:08）

※精巧な作りと頭に載せた灯篭の光の美しさで知られる“山鹿灯籠まつり”。もともと神社への奉納の踊りであったこともあるのでしょうが、灯籠の制作開始祭というのもあるのですね。今年も無事に賑わうお祭りになると良いですね。

【関連情報】 ： 山鹿灯籠師　｜　九州 観光 動画サイト｜さぐる九州大陸

[HD] Yamaga Lantern Festival 20 [千人灯籠踊り]
http://www.youtube.com/watch?v=_4Beb8F2DPg

鳥取：毛利みき×因州和紙　イラストレーション展

http://www.tbz.or.jp/kyoudokan/index.php?view=3985

小学校から高校まで、青谷と鳥取で過ごした東京在住イラストレーター・毛利みきさんの作品展。
味わい深い因州和紙とのコラボレーションです。

会　　期　　平成24年4月28日(土)～平成24年5月27日(日)
休 館 日　　5／7・14・21（月）　※ゴールデンウィーク期間無休
開館時間　　午前9時～午後5時
会　　場　　鳥取市あおや郷土館
〒689-0501　鳥取市青谷町青谷2990-4
TEL＆FAX 0857-85-2351

入 館 料　　無料

（略）

※和紙とイラストの相性は非常に良いと感じているので、この展示は楽しみです。青谷との縁がある方の展示というのが良いですね。。

【関連情報】 ： イラストレーター　毛利みき

岡山：ミツマタ和紙で詠む　春の西粟倉村吟行ツアー

http://www.nishihour.jp/wordpress/2012/04/21/mitumata_ginko/

ミツマタ和紙で俳句を詠む春の吟行ツアーを西粟倉村で開催。

岡山県の縹句会さんの方を中心に10名の方にご参加頂きました。

森林の中に咲くミツマタの花とあわくら旬の里の季節のバイキング料理とともに俳句を楽しんでいただく日帰りバスツアー。
現地の案内とミツマタ和紙制作は、西粟倉で、ミツマタプロジェクトに取り組む東馬場洋さんが担当します。

（略） （2012年4月21日 6:52）

※西粟倉村では森と里山との繋がりを積極的にアピールしている地域とのイメージを持っているのですが、こういった季節感を大切にしたイベントは面白いですね。歳時記を通して季節の移ろいに心を配っている人達だけに、ミツマタを見ることで製作の刺激になる部分もあるのでしょうね。

【関連情報】 ： 森は地域の宝もの　【Tobimushi（トビムシ）】

福井：神と紙の祭り　紙の神さまに感謝する３日間のお祭り

http://jiyomonwashi.blog134.fc2.com/blog-entry-552.html

毎年恒例、年に一度の大イベント。
正式名称を忘れてしまいました！が、

紙の神さまに感謝する３日間のお祭り。

５月３日の夕方に、大徳山（通称：お峰）の奥の院から
紙の神さまである「川上御前さま」と「イザナギの尊」、
「国常立の尊」の三名がお神輿に揺られて下りて来られます。

（略） （2012/04/23 16:41）

※越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜さんのブログから。「神と紙の祭り」のお祭りの3日間。今年も楽しみです。機会のある方は是非足をお運びくださいませ。

【関連情報】 ： 越前和紙の里 | 紙すき体験/体験学習/見学/和紙の販売

大瀧神社 Ootaki Jinja （平成22年9月26日）
http://www.youtube.com/watch?v=-eXFXO53Wrw

元No.1ホストの画家・MAGOがNHK新番組のアート・デザイナーに抜てき

http://news.nicovideo.jp/watch/nw244089

　元No.1ホストのイケメン画家・MAGO（マゴ・27）が今、多方面で注目を集めている。今年1月には大人気RPG『ファイナルファンタジー』のデザイナー・天野喜孝氏と同時開催の個展を成功させ、4月から放送中のNHK教養バラエティー『頭がしびれるテレビ』（日曜　深夜0：40）ではアート・デザイナーに抜てきされている。近代水墨画家として高い評価を得ている新鋭だが、ホストクラブの元No.1という異色の経歴の持ち主でもある。そんな彼の苦悩と成功、そして今後の抱負を聞いた。

　元ホストという肩書きを持つアーティストは過去にもいるが、画家の分野で活躍するのは稀。イケメンがひとたび筆を握れば、あれよあれよと美しい女性の姿が和紙に浮かび、見るものを魅了する。

　よほどの英才教育を受けてきたのかと思いきや、アートスキルは独学。「自分はヘタだと思いながらここまでやってきてます」というMAGOの醍醐味は、女性の瞬間美を捉えた『美人画』などを即興で描くライブペインティングだ。

　そんなMAGOのターニングポイントは、20代前半。「ファッションブランドを立ち上げて、ゆくゆくは世界へ出ていきたい」という夢の実現のため、ファッション専門学校を卒業。資金集めのためにホストクラブで働くと、No.1に。そして23歳の若さで晴れて起業に成功する。

　全てが順風満帆に思えた矢先、従業員に資金を取られ一転負債を抱える身になった。MAGOは当時について「自分に何が足りなかったんだろうと考えた時に、人間力だとつくづく感じましたね」と笑い混じりに振り返る。

　何もかも失い、絶望のふちに立った彼が、再生のために思い立ったのがファッション画で培った絵だという。そのスキルを“武器”に「ニューヨークに行って、アートペインティングで勝負してみようと思いました。何もかもが不安だらけでしたけどね」と自身の転機を明かす。

　帰国後は、アメリカでの経験を糧に地元・福井の越前和紙に墨で描くスタイルを築くと、人気を博し福井県のブランド大使に任命。2010年5月には、東京ビッグサイトで開催された『デザインフェスタ』で、地元・福井の県立恐竜博物館のアートPRを担当し、幅8メートル、高さ3.45メートルの和紙に恐竜を描き上げるなど、公の場でその才能を発揮した。

　FFの天野氏にも一目置かれ、NHKの新番組により、全国区で見られるチャンスも獲得。「ここまで来ちゃうと『やらなきゃ』っていう意識が強いです。今はNHKさんのおかげで毎週締め切りがあるので、生みの苦しみに悩んだ分、表現力が付いたかな」と多忙な日々を笑える余裕も。

　「『美人画』を描き始めて今年で10年目。僕の絵に『生命力を感じる』と言ってくださる方がいて、その時は嬉しかったです」と、周囲の反応を謙虚に受け止める一方で「ファッションブランドのデザインや絵本など、クリエイターとして物作りに携わりたい」とさらなる野心も。「天野さんと出会って、収穫したものはたくさんありました」と、新作へのイメージも膨らませている。

　7月10日（火）から18日（水）まで東京・渋谷のBunkamura Box Galleryにて個展を開催。「より立体的で動きを感じることができる『美人画』を、僕の新しい世界を作っていきたい」と意気込んでいた。 （2012年4月22日(日)9時00分）

※MAGO（マゴ）さん『ファイナルファンタジー』のデザイナー・天野喜孝氏と同時開催の個展も開催されていたのですね。そのMAGOさんが地元の越前和紙を使っていくことはこれからもっとアピールポイントになっていくのでしょうね。これからのより一層の活躍が楽しみです。

【関連情報】 ： =TOP= of ARTIST MAGO

「MAGO×FUKUIraptor」
http://www.youtube.com/watch?v=Lr2uz5ioNBc

福岡：歴史の町であんどん点灯式

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/298501

　江戸期の町並みが残る大川市小保・榎津地区で２１日、和紙でこしらえたあんどんの点灯式があった。２８、２９日に両地区で開催されるまち歩きイベント「第１３回肥後街道宿場を歩く」（運営委主催）の関連行事で、２９日まで連日ともされる。

　あんどんは、小保在住の森田篤さん（７１）が肥後街道を題材に制作した木版画や、大川小の児童たちが描いた風景画などを貼り付けている。

　期間中は、両地区の道路約４００メートルに７０―８０基をともす予定だが、この日はあいにくの雨天となり、フルートとギターの演奏会が開催された国指定重要文化財・旧吉原家住宅の大広間に１３基を並べ、オレンジ色の柔らかな光で彩りを添えた。

　点灯は日没―午後９時。問い合わせは、旧吉原家住宅。 （2012年4月22日 00:51）

※和紙灯り点は秋口が多い感じがありますがGW期間中の開催は少ないような気も。外の空気も過ごしやすい季節なだけに多くの人の目に触れて親しんでもらいたいものです。

【関連情報】 ： 旧吉原家住宅｜伝える｜観光スポット | 大川観光協会

トロロアオイやノリウツギの使用状況　紙に残る填料の特定

http://isyoukoubo.exblog.jp/15103681/

久しぶりに参加の和紙文化研究会例会。

（略）

その後遅れて、和紙文化研究会例会出席でしたが、スライド（パワーポイント）で紙に残る
トロロアオイの粒状の顕微鏡写真を見ることが出来、発見です。

（略）

現在の研究で紙に残る填料の特定が出来ることがわかりました。
熱による破壊がなければトロロアオイやノリウツギの使用状況はわかるようになりました。

（略） （2012-04-21 22:51）

※「出張・紙漉き教室開催」の田村さんのブログから。和紙研究をされている方にとってはかなり重要な報告と言って良いのではないでしょうか。「（略）」の部分に答えは書かれていますのでご参照ください。

【関連情報】 ： 出張・紙漉き教室開催

福井：人間国宝 岩野市兵衛さん

http://jiyomonwashi.blog134.fc2.com/blog-entry-551.html

先日、洗濯したジーパンのポケットから
出てきた和紙。。。

あ、市兵衛さんの。。。
この前訪問させて頂いたときに、差し出された
まま拝借してしまっていました。忘れてた。。

（略） （2012/04/23 14:30）

※越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜さんのブログから。人間国宝の岩野市兵衛さんの紹介記事。お仕事ぶりが伝わってくるかのような良い記事ですのでご一覧を。

【関連情報】 ： 越前和紙で魅せるエバレット・ブラウンの世界展 ～人間国宝 岩野市兵衛 手漉き和紙へのプリント～ 2/7トークショーレポート | 結ぶ　mu・su・bu

岩野市兵衛が九代に渡り守り伝えられたこと
http://www.youtube.com/watch?v=R9h4WVAkqvc