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2012年7月25日

福井:豪雨被害で相談窓口 越前市と市商工会、きょう中小企業向けに

カテゴリー: 和紙ニュース — タグ: — wanoshokunin @ 11:07 pm
  1. 福井:豪雨被害で相談窓口 越前市と市商工会、きょう中小企業向けに
  2. 福井:越前市3地区浸水被害 復旧作業、今も 豪雨から4日目、ボランティア訪れ
  3. 福井:浸水被害の越前・和紙工場、再開めど立たず
  4. 福井:大雨 3市で292戸浸水
  5. 福井:和紙業者など被災調査 越前市が集中豪雨対策本部会議
  6. 福井:豪雨被害の和紙産地、復旧へ一歩 越前市今立、一部で操業再開

週末ぐらいからニュースチェックしていなかったのですが、越前和紙で大きな被害が出ているとのこと。今回は、その件について紹介されているニュースをまとめて紹介します。大きな産地にしては河川としては大きな河川があるわけではないので土砂で川が塞き止められ、水が溢れたということのようです。


福井:豪雨被害で相談窓口 越前市と市商工会、きょう中小企業向けに

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20120725ddlk18040571000c.html

 越前市を中心に襲った集中豪雨を受け、市商工会(同市粟田部町)と市産業政策課は25日、被災した中小企業向けの支援相談窓口を開設する。受け付けは8月3日まで。

 市商工会によると、浸水などの被害は、業種別で、和紙28件▽繊維4件▽漆器1件▽建設8件▽小売り・サービス8件▽その他5件−−の計54件。うち21件が床上浸水だった。市商工会と県和紙工業協同組合が被災状況の詳細な聞き取りを続けている。相談窓口では、中小企業の経営者らから支援の要望や経営継続に関する課題について広く意見を集める方針。市や県の今後の支援策に反映させる。

 いずれの窓口も、受け付けは平日午前8時半〜午後8時。問い合わせは同市商工会、同市産業政策課まで。 (2012年07月25日)

※おそらく越前和紙組合から連絡が入っているとは思いますが、被害を受けた方はご連絡を。

【関連情報】 : 越前市商工会

福井:越前市3地区浸水被害 復旧作業、今も 豪雨から4日目、ボランティア訪れ

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20120724ddlk18040582000c.html

 20、21日の豪雨で越前市の粟田部、岡本、味真野3地区に浸水被害が集中し、4日目を迎えた23日もボランティアらによる復旧作業が続けられた。

 3地区では住宅など63軒が床上浸水、196軒が床下浸水の被害に遭った。越前和紙の産地、岡本地区の大滝町では、62の和紙事業所のうち23事業所で設備が水につかるなどの損害があった。3地区には同日、ボランティア257人が訪れ、民家の庭や和紙工場にたまった泥の搬出作業などを行った。21〜23日に搬出した災害ごみの総量は計約115トンに上った。

 出荷間近の酒瓶が割れるなど、約4割が売り物にならなくなった同市大滝町の老舗酒店「寿喜娘酒造」では、ようやく酒蔵の泥が片づいたという。同店の営業部長、高尾清さん(56)は「復興には1カ月半はかかるだろう」と話す。

 和紙職人の山内和夫さん(81)の工場は、材料の楮(こうぞ)を煮る釜や、和紙を乾かすためのボイラーなどが壊れ、作業再開のめどは立っていない。山内さんは「行政の補助がないと、もうやっていけないかもしれない」と途方に暮れていた。 (2012年07月24日)

福井:浸水被害の越前・和紙工場、再開めど立たず

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20120722/CK2012072202000010.html

 集中豪雨などで浸水被害を受けた越前市今立地区。一夜明けた二十一日、和紙工場や住宅が立ち並ぶ岡本川沿いの大滝町では、朝から住民が川から流れ込んだ土砂をかき出す姿が見られた。同町は越前和紙の産地で、多くの和紙工場で材料や機械が泥水に漬かり、事業者からは「再開のめどがつかない」と悲痛な声が上がった。

 県和紙工業協同組合(越前市)によると、六十組合員のうち、約四十が大滝町。同市災害対策本部によると、浸水などの被害を受けた製紙工場は計二十に上った。

 このうち、日本画家の千住明さんら、多くの画家に愛用されている和紙を手がける岩野平三郎製紙所の作業場は、床上浸水となり、ふすま大の和紙をすくすき舟は泥で汚れ、コウゾなど原料を入れる容器も散乱。

 日展や院展に出品する画家から注文が入っていた和紙百~百五十枚も水に漬かった。従業員らと泥のかき出しに追われていた岩野さんの娘麻貴子さん(43)は「お客さんに紙を届けられない焦りもあるが、水が引いて片付けが終わらないと再開できない」と話した。

 近くの山次(やまつぐ)製紙所でも、従業員十人が復旧作業に汗を流した。コウゾ、ミツマタなど紙の原料が使えなくなり、紙をすく地下水に泥が混じった。社長の山下勝弘さん(59)は「水が元に戻らないと紙はすけない」と肩を落とす。

 同組合の内藤裕明事務局次長は「八年前の福井豪雨でもここまでの被害はなかった。被害に負けずに早く復旧に取り組みたい」と話していた。

◆ボランティア、泥かきやがれき搬出

 豪雨被害からの復旧に向け、二十一日は越前市新在家町の和紙の里会館前駐車場にボランティアセンターが設けられ、百五十四人が被害の大きかった同市大滝町などで泥かきやがれきの搬出をした。

 センターは市災害ボランティア連絡会が設置した。この日は朝から続々とボランティアが駆け付け、がれき搬出では、浸水家屋の前に積まれた木切れなどを住民とともにトラックへ運ぶなど、泥まみれで作業をした。

 大滝町で酒造会社を経営する男性(56)は「酒造りは水が命。水が再び使えるようになるには、二カ月くらいかかるのでは」と不安を口にしたが、ボランティアの協力に「本当にありがたい」と感謝した。酒造会社で活動したボランティアの高田真量(まさかず)さん(34)は「福井豪雨の時と同じ光景。一日も早く元の生活に戻って」と汗をぬぐった。

 ボランティアは随時募り、センターで受け付けている。市災害ボランティア連絡会は「ボランティア数はまだ少ない。さらなる参加を」と呼び掛けている。 (2012年7月22日)

※写真付きの記事ですので、ある程度状況がわかりやすいです。

福井:大雨 3市で292戸浸水

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120721-OYT8T01049.htm

 北陸や九州が局地的な豪雨に見舞われた21日、県内でも越前市など県北部を中心に未明から昼にかけて断続的に激しい雨が降った。1時間雨量では、坂井市三国で午前2時20分までに7月としては観測史上最大の42・5ミリ、あわら市金津でも同3時30分までに95ミリの雨量を記録。越前、あわら、坂井3市で計57戸が床上浸水、235戸が床下浸水した。越前和紙の産地・越前市大滝町では、約40ある製紙工場の半数で、大量の泥が流れ込むなどの被害があった。

 越前市大滝町では前日午後から大雨が続いた。集落を貫く岡本川では、上流から木や岩が押し流されて橋などに引っかかって水をせき止めたため、21日昼まで断続的に氾濫し、大量の泥水が民家や工場に押し寄せた。

 製紙所では、地下水をくみ上げる電動ポンプや、井戸などに泥水が入り込んだ。製紙の工程では地下水は重要で、ミツマタなど原料の植物の繊維に付いたゴミを取り除いたり、紙漉(す)きに利用したりする。ポンプが壊れ、地下水に泥が混ざると、業務再開に数週間かかることもあるという。

 賞状用の和紙などを作る梅田修二さん(61)は「目の前が真っ白で見えないくらいの大雨だった。地下水が汚れたら和紙を漉(す)くことができない」と話す。

 被害が大きかったのは、明治初期から手漉きの日本画用紙や書道用紙を手がけている岩野平三郎製紙所。20日午後3時頃から21日午前10時頃まで泥水が流れ込み、水が引いた後も床に高さ10センチの泥が残り、ポンプや紙漉き道具が埋まった。

 大滝町は2004年の福井豪雨でも浸水被害に遭った。三代目岩野平三郎を襲名した岩野和夫さん(81)は「福井豪雨に比べて雨量が多く、泥水が絶えず流れ込んできた。自然の恐ろしさを痛感した。業務再開に1か月はかかるが、負けるわけにはいかない」と再起を誓っていた。

 こうした被害に対し、県はポンプなどの施設補修に補助金を出すなどの支援を検討中。担当職員が現地入りし、経営者らから被害状況を聞き取った。 (2012年7月22日)

※「被害に対し、県はポンプなどの施設補修に補助金を出すなどの支援を検討中。担当職員が現地入りし、経営者らから被害状況を聞き取った。」とのこと。具体的な対応に注視。

福井:和紙業者など被災調査 越前市が集中豪雨対策本部会議

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120724/fki12072402070001-n1.htm

 局地的な大雨の被害に見舞われた越前市の災害対策本部会議が23日開かれ、今回の災害の名称を「平成24年7月越前市東部集中豪雨」と決定。また、今後、和紙業者などの被災対応として、今週中に被災状況の聞き取り調査を実施するほか、経営者支援窓口を25日から8月5日まで開くことなどを決めた。

 同市では復旧作業が進められているが、岡本地区(大滝町、岩本町)や味真野地区(桧尾谷町、余川町等)でがれきなどの災害ごみが残る状況。

 連日、ボランティアが出ており、23日も257人が活動。21日からの人数は延べ836人となった。23日までの災害ごみの搬入量は約116トンとなっている。

 対策本部会議では、和紙工業組合などと対応を協議。被災状況の聞き取り調査を実施したうえで、県などと支援策の協議に入るとしている。 (2012.7.24 02:07)

福井:豪雨被害の和紙産地、復旧へ一歩 越前市今立、一部で操業再開

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/35918.html/a>

 20日の集中豪雨で甚大な被害を受けた福井県越前市今立地域の越前和紙産地は23日、被災した一部の製紙所が操業を再開し、復興に向けて動きだした。手すき道具や原料が水没するなど産地全体の復活が依然として見通せない中、和紙職人は「供給が途絶えれば『越前和紙がだめになった』と風評被害を招きかねない。下を向いてばかりはいられない」と力を込める。県和紙工業協同組合が同日までに調べた被災状況は工場24軒、倉庫17軒。週内にも被害額を取りまとめる。

 越前和紙産地は2004年の福井豪雨でも多大な被害が出たが、今回は氾濫した岡本川沿いの大滝町に集中。県無形文化財技術保持者の岩野平三郎さん(81)方、福田忠雄さん(86)方など伝統的工法で生産する手すき工場の被災が目立つ。

 手すきのふすま紙などを生産している大滝町の長田製紙所は作業所が泥まみれになり、原料も水没した。それでも無事だった道具を使って23日からテーブル用のマットの生産を始めた。長田和也社長(52)は「本格的な再開はまだ先だが、実際、注文が入っている。産地として供給を止めるわけにはいかない」と操業再開の意義を強調する。

 水面に墨を落として円を描き、手すき和紙で模様を吸い上げる「墨流し」技法を全国で唯一、保持する福田さん方は“一子相伝”の墨が流されるなど大きな被害を受けた。一般向けの体験工房も開いており、豪雨被害を知らない県外からの体験申し込みが相次いでいる。「あと10日程度で受け入れることができたら…。来てもらうことで産地のマイナスイメージをぬぐい去りたい」と話す。

 機械すきで出版用和紙などを製造する石川製紙(石川浩社長)は24日から操業を再開する。

 この日、県和紙工業協同組合と市側が今後の対応を協議した。両者の認識が一致したのは、豪雨被害を機に廃業する事業者が出かねないこと。高齢の事業者が少なくなく、福井豪雨からの再建で抱えた借金返済がなお残る事業者もいるという。

 福井豪雨の産地全体の被害額は約1億5700万円(設備や原材料、製品、建物の被害含む)。市によると、当時は設備の更新・修繕に充てる総額4千万円の県の補助制度などがあった。

 市や組合側は、こうした制度を念頭に事業者の資金繰りを含めた支援策を検討していく。組合側は被災者の聞き取り調査を急ぎ、公的支援に必要な被害額を集計する。 (2012年7月24日午前7時04分)