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2011年7月13日

島根:行灯100個 被災地輝く ネット中継で作り方指南

カテゴリー: 和紙ニュース — タグ: , , , , — wanoshokunin @ 1:35 pm
  1. 島根:行灯100個 被災地輝く ネット中継で作り方指南
  2. 熊本:山鹿灯籠まつり、県庁でPR
  3. 山梨:西嶋和紙で「第1回 西嶋和紙まつり」開催
  4. 福岡:櫨染和紙 新たな発見

ネットの本質は「グローバル化と同時にローカル化が進む」というのが私の持論。その視点から見ると、時代の大きな流れとしてここ100年で巨大に膨れ上がったトップダウンの形式のメディア発信は、遅かれ早かれ没落していくのだろうと思っています。それと同時にそこに巣食っているものも道ずれになるのだろうなと。成功体験が大きければ大きいほど、その方法論を捨てることはできませんから。その結果、どのような情報発信がメインに取って代わるのか。恐らくは、情報のハブがハブ自体として動き(チョイス)つつも、中心のないシステムになっていくのかなと見ています。まだそのブレイクスルーは発生していないと見ますが、少しずつタイミングが近づいてきている気も。被災地支援でネット中継で結ぶ記事を読んでつらつらと。


島根:行灯100個 被災地輝く ネット中継で作り方指南

http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001107120004

 木綿街道(出雲市平田町)で作った行灯(あん・どん)が東日本大震災の被災地でともった。共に白壁づくりの街並みが残る縁で交流が始まった福島県二本松市の鯉川沿いに9日夜、100個のともしびが並んだ。行灯の作り方も伝えられ、今後、追悼の場や、被災者の住む仮設住宅を照らす。

 9日は双方の会場がインターネットのテレビ会議システムで結ばれた。行灯をデザインした木綿街道振興会事務局の平井敦子さんが、パソコンの上にセットされたカメラの前で行灯の作り方を指導した=写真。二本松会場ではまちづくり活動のメンバーらが、地元特産の上川崎和紙を型に貼り合わせて手作りに挑戦した。

 夕方からは両会場を中継で結んで交流会があり、互いのまちづくりを語り合い、行灯がともった鯉川の映像も映し出された。

 両地区の橋渡しをした福島市在住の建築家アサノコウタさん(27)は「被災地を応援する思いが伝わった。福島でも行灯を作り、色々な場面でともしていきたい」と話した。 (2011年07月12日)

※先だっても紹介しましたニュース。より詳しい記事で紹介です。ある意味先進的な試みといって良いのでしょう。和紙の何かのイベントでもヒントになる部分は多いと思います。

【関連情報】 : 木綿街道日記 » 木綿街道の行灯を福島県二本松市で灯していただきました。

熊本:山鹿灯籠まつり、県庁でPR

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20110713-OYT8T00100.htm

 山鹿灯籠踊り保存会の女性4人が12日、中嶋憲正・山鹿市長らと県庁に兵谷芳康副知事を訪ね、「山鹿灯籠まつり」(8月15、16日)の踊りを披露して、まつりをPRした。

 4人は、和紙で作った金色や銀色の灯籠を頭にのせ、桃色の浴衣姿。しなやかな踊りを見せてもらった兵谷副知事は「暗闇の中に灯籠のほのかな灯りが揺らぐ、非常に美しいまつり。山鹿温泉のお湯の良さも一緒にPRしてほしい」と激励していた。

 まつりは同市街地がメーン会場。15日は納涼花火大会、16日は千人灯籠踊りなどが予定されている。問い合わせは実行委員会事務局へ。 (2011年7月13日)

※これからお祭りの開催まで何度か紹介することになるかと思いますが、“山鹿灯籠まつり”は和紙造形の中でも秀逸なものだと思います。熊本市近郊の非常に良質の温泉地ですのでお盆のお休みに予定を立てて見られてはいかが?まだギリギリ間に合うかも。

【関連情報】 : 山鹿温泉観光協会/イベント情報「山鹿灯籠まつり」

山梨:西嶋和紙で被災地への強い想いを届ける「第1回 西嶋和紙まつり」開催

http://www.atpress.ne.jp/view/21490

“和紙スクリーンで映画鑑賞、和紙灯篭など、イベントイロイロ”
西嶋和紙で被災地への強い想いを届ける「第1回 西嶋和紙まつり」開催
~8月6日(土) @山梨県身延町 和紙の町西嶋~
墨の発色の豊かさと、にじみの美しさが特長の「西嶋和紙」。その産地である山梨県身延町 西嶋で今夏、初めての「和紙まつり」を開催します。
祭りのメインテーマは「和紙のぬくもりに触れ、魅力と出会う」。
西嶋和紙の魅力を多くの皆さまに知っていただけるように、和紙スクリーンの映画上映会や、和紙で作ったミニ灯篭のキャンドルナイトなどのユニークなイベントを8月6日(土)に開催致します。
また、各イベントで使用する西嶋和紙に東日本大震災で犠牲となられた方々を悼み、復興へのメッセージを託します。

■ 開催概要
「第1回 西嶋和紙まつり」
日程:平成23年8月6日(土)、午後4時から午後8時半
会場:「なかとみ和紙の里」ふれあい広場(南巨摩郡身延町西嶋345)
主催:西嶋和紙工業協同組合、身延町商工会
後援:身延町教育委員会、なかとみ和紙の里、町内商工会員企業・各種団体(未定)

■ 内容
1.「短冊に祈りを込めて…がんばれ!東日本」(七夕 飾り付け・午後3時から)
旧暦の七夕にちなみ、西嶋和紙の短冊を載せた笹が、シンプルに夏の夜空を飾ります。
和紙を漉く際に残る端の部分で短冊を作り、地元の西嶋小学生の皆さんや来場された方に配布。願いごとや被災地へのメッセージなどを思い思いに綴っていただき、会場に設置した笹に結びます。

2.「書道パフォーマンス」(実演・午後4時から)
山梨県立甲府西高等学校書道部の部員さんによる書道パフォーマンスの披露。特製の大きな西嶋和紙に書道の楽しさを体全体で表現します。被災地への想いを力強くしたためていただきます。

3.地元の皆さんによる「フリーマーケット」(販売・午後4時から)
町内の企業や地元有志の皆さんを店主に、フリーマーケットを開催。
同時に、被災地の農産物等を取り寄せて販売する「東日本支援直売コーナー」を設置し、直売コーナーの売り上げは被災地に送ります。

4.「和紙スクリーンで観る映画上映会」(上映・午後7時から)
「なかとみ和紙の里」の芝生広場が、昔懐かしい“幻灯会”の会場に!
町を夕闇が包むころ、西嶋和紙を張り合わせた紙をスクリーンに見立てて映画を上映します。
子どもからお年寄りまでお楽しみいただける短編(30分程度の作品)2本の上映を予定しております。

5.「幻想空間のひととき」(キャンドルナイト 点火・午後8時)
西嶋和紙で作ったミニ灯篭(約200個)を芝生広場の回廊に配置し、映画終了後に点火します。幻想的な雰囲気のなか、被災地復興への祈りを皆で静かに捧げます。

(略) (2011年07月12日)

※イベントで利用される予定の和紙スクリーン。ホームプロジェクター用のものとして、表面にセラックなどを塗って掛け軸みたいにすれば良いのかなーと思っていたことがあります。しかし日曜大工の延長戦でしかなく、商品として仕上げるには……。と思っていたのですが、やはり皆さん考えることは似たようなものなのか。やはりプロジェクターでの映像は魅力的なので他の方も似たようなものを企画・製作してみると良いかも。

【関連情報】 : 身延町なかとみ和紙の里

福岡:櫨染和紙 新たな発見

http://blog.goo.ne.jp/elster/e/***

(略)

さて、実は櫨染和紙について、新たな発見があったので書いておこうと思います。

和紙を櫨染にすること。
それは櫨染の「黄色」が、富や理想の象徴の色だからと解釈していたわけですが、なんとそれだけじゃなかったんです!

櫨染液を塗っている所と塗ってない所ができて、塗ってない部分だけが墨汁が滲んでいました。

(略)

日本画より写経の方が歴史は古いでしょうから、礬水引きという技法も、もとを遡ると写経のための技法だったのかもしれません。

今回の写経イベントによって、櫨染(草木染め)+写経+礬水引き(日本画技法)という三つのジャンルの知識がクロスオーバーし、伝統文化や技術の奥深さの一端を垣間見ることができました。

(略) (2011-07-12 08:36:39)

※松山櫨復活委員会さんのブログから。現在では普通に行われているドーサ引き。ある意味、普通過ぎて感覚が麻痺していたのかと思いますが、確かに元は写経のための技法だったのではとの指摘は新鮮。研究家の間ではもう既に常識だったりするのかもしれませんが、その発想はなかったです(^^;)ゞ

【関連情報】 : 松山櫨復活委員会